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カジカガエルの飼育

結論から言うと普通のカエルと同じ飼育方法で問題ないと思います
つまり、飼育できるということです

山間に生息しているので水温が低くないといけないとか、そういうのはなさげ

何年か前からおたまじゃくしを採ってきて飼育していますが…
バケツの中で水を変えながらおたまじゃくし〜稚ガエル
稚ガエルになったら飼育ケージを用意してそちらで飼育
おたまじゃくし〜稚ガエルのあいだ特に水温に拘らなくっても大丈夫です

直射日光に当てなければ多分大丈夫
唯一気をつけなければならないのは乾燥
カジカガエルは他のどのカエルと比べても極端に乾燥に弱いです

夜に脱走したら朝までにカチカチに干涸らびてしまいます
少しの間だからと水のないところに移すと3時間ほどで乾燥死します
とにかく乾燥にだけは極端に弱いので注意です

大尉は、テラリウムにしてポンプで水を回しています
止水は、すぐに水が腐ってしまうのでカエルには良くないと思います
まあ、水場の水を毎日変えてあげられるのなら話は別ですが…

あとは、岩場が好きと言われているので崩れないように石を組んであげると良い様子
カエルのパワーはなかなかのものなので微妙なバランスで組むと崩れて…
カエルが圧死という結果になります
ちなみに岩場は水流のあるところで組んであげると越冬もそこでします
なので冬場も水を切らさないようにするといいです…切れると乾燥死します

屋外飼育の場合は冬眠しますが室内だとヒーター無しでも冬眠せず年中活動します

エサは基本動く昆虫
以前のカジカは全員人工飼料に懐いたのですが…
今期のカジカは全員人工飼料には見向きもしません
新入りたちはさてどうなるやら…

ちなみに、カジカを飼育するときの醍醐味は多分オスの鳴き声だと思いますが…
大人を捕獲してきたなら別ですがおたまじゃくしからだと3年かかります
ちなみにメスが成熟するには4年以上と言われています
なので、自家繁殖させようと思うと4〜5年がかりですね

ちなみに、おたまじゃくしの段階では当然雌雄の判別は不可能ですから…
鳴き声を愛でたいのなら最低でも3匹以上のおたまじゃくしを捕獲する必要性があります
場所や地域によりますが7月下旬〜8月中旬が狙い頃でしょう

どうしてもいきなり鳴き声を愛でたいという方は鳴き声がしている渓流などに行って…
岩の上にいるカジカを捕まえてくると雄の可能性が高いです
なんでも、縄張りがあるらしく、それを主張するのは雄の方だからだそうです
まあ、良い場所とって鳴いたほうがメスに届きやすいでしょうからね

でも、天然物の雄の動きは超素速くちょっとした気配で水の中に消えます
なので、ベテランの方以外はおすすめできません

オークションで買うという手段もありますが…
大尉はおすすめしません
自家繁殖のものならともかく、自然の中でようやく大人になったカエルを採ってきて売るとか…
SDGsどころの話でなく、単なる環境破壊、自然破壊です
おたまじゃくしがカエルになれる確率を考えたら…ね


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