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2022年度版:サワガニは、全滅するのか? [ビオトープ]

当ブログの人気記事ベスト3に入るサワガニは全滅するのか?2022年度最新版ですw
サワガニが採れるのは4月ぐらいから10月ぐらいなんですが…
通年まあまあアクセスがあります

なので最新版に更新しますw

旧版はこちら
2016年の記事ですが基本変わっていません
飼育している容器がばっちいものからお洒落なものに変わっているくらいですね

では2022年度版飼育容器です
so1358.jpeg

ガラスポットに雌雄1匹づつが入っています
餌はザリガニの餌です…甲殻類同士なので問題なし

so1359.jpeg

でも、実際はこうですw
コカナダ藻がわさわさ入ってサワガニはほとんど見ることができません
水草が容器のフチのギリギリまで入っているので蓋必須
餌は、藻の上に落とすような感じで週2〜3回、1匹あたり3〜4粒で十分です

全滅する要因の多くは水の汚れ(排泄物、餌の腐敗による)と過密飼育、水温上昇です
なので、それらを回避すればオッケーです

一番いいのは飼育する数を限定すること
小型のプラケースなら1〜2匹、45cm水槽でも5匹程度でしょうか?
水槽でしっかり濾過が確保できているのならもう少し増やしても大丈夫です

あとは餌のやりすぎにも注意です
特にお子さんの管理下ではあげ過ぎで餌の腐敗が死亡の最大原因になります
週1で全換水できるのならまあなんとかいけますが…
甲殻類全般そうですが、餌はあればあるだけ食べてその分排泄もたくさんします
少し可愛そうですが常に空腹状態ぐらいで丁度いいです

2016年度版の水槽はカニの飼育数を抑えつつ植物によって水を浄化する作戦です
陸地も設けてあるので越冬も可能というコンセプトです(成功しています)
ただ雑に作ったのでばっちく見えるだけです

きれいにレイアウトしてもいいのですがカニの活動によって結構壊されます
彼らは水中にも水上にも穴を掘りますし、植物も食べちゃいます
また結構な大きさのものでも動かしてしまいます
なので、レイアウトは程々に…w

2022年度版は簡易飼育を目指しています
小さな容器ですが藻を大量に入れることで2匹のエンカウント率を下げてあります
まあ、雌雄なのでよほどのことがない限り争いませんが…
また、大量の藻がカニの排泄物を分解します
溶存酸素ですがカニは陸上でも生きられますので不足すれば藻の上に乗っかるので大丈夫
ただ、カニ見えないじゃん!となりますが…
普通にレイアウトした水槽でもカニは隠れているものですw

水温上昇は、屋外の日陰で飼育することで避けています
屋内で飼育する際もろ過装置、照明などを外せば可能だとは思います
よく無視されますが…循環ポンプの発熱量はマアマアなものです
夏場の気温とモーターの発熱、照明による加温でサワガニの生存温度を超えてしまいます
特にカニを飼育しようとするような小型水槽ではそれが顕著になります

なので、どうしても屋内でサワガニを飼育したいのだ!ということであれば
ポンプ、照明類を外して頻回の水換えで対応をおすすめします

屋外であれば、難易度は一気に下がります
2022年度版のような飼育容器でも条件さえ満たせば飼えます
ちなみに、この条件だと水換えも月に1回程度で済みますよ
藻を取り出してカニを別容器に移して汲み置きの水と入れ替えて戻すだけです
5分もかかりません

では、回答です
サワガニは、条件さえ満たせば全滅しません
たくさん採れてもお子さんを諭して連れ帰るのは4〜5匹にする
十分な環境が作れないなら屋外で飼育する
隠れ場所はカニの数の2倍以上用意する
餌は与えすぎない(週2〜3回)
水が臭う前に換水(必ず汲み置きで)

では、楽しいサワガニライフを!


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